ハッピー☆マテリアル問題について
森山直太朗は音楽語る資格ないとかすぐムキになるアニオタキモイとか皆さん色々と思うところがあるようですけど、
「昨今は何故CDが売れないのか」に対して目線を向けてる人がいないのには驚いた。
Jポップが不作だからとかオタク市場の拡大とかが問題じゃないんだよ。
MP3プレイヤーの台頭によって楽曲の管理がMDからMP3に移り変わったことと、
そのMP3データをWinMX・Winnyといった手段で容易に入手できるようになったこと。
その分だけウォークマンを使っていた人の購入するCDの枚数は単純に減る。
だって、ダブルクリックで落ちてくるたかが数メガバイトの「音楽ファイル」のために千円も二千円もかけてらんないでしょ?
現在CDを買う人はたいてい、共有ソフトを使わない善良な(笑)人か、コレクション。
だからおばさまはSMAPを買うし、無垢な中学生はオレンジレンジや大塚愛を買うし、
――仮契約カードを集めたい人はハッピー☆マテリアルを買うわけ。
CDは少ししか売れないし、MP3はばら撒かれる。
こう言うのもなんだけど、この流れはもう止められないでしょ。
悪いとすればそれはCD音源をMP3で管理・携帯できるようになった技術革新。
悪いのはアーティストでも森山直太朗でも、アニオタでもハピマテでもない。
というわけで、今の俺に出来ることといえば5月度ハピマテを買うことしかない。